ポッサム【韓国ドラマ】は実話?元ネタとなったモデルや時代設定も調査!

ポッサム 韓国ドラマ 実話
Yukari
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韓国ドラマ『ポッサム』は実話なのか、元ネタやモデルとなった人物がいるのかどうか。

また時代設定はいつなんだろう…??

そんな風に思っている方多いのではないでしょうか?

この記事では

  1. 韓国ドラマ『ポッサム』は実話なのかどうか。
  2. 元ネタやモデル・時代設定はあるのか。

こういった疑問にお答えしていきます!

ぴよよ
ぴよよ

実話なの?登場人物は光海君の時代に必ず出てくる名前ばかりだよね~

ポッサムは実話なの?

『ポッサム』の主人公バウは架空の人物ですが、バウ以外に出てくる登場人物は実在する人物がほとんどで史実を基にしたフィクションです。

バウに関しては架空の人物と言いましたが、モデルとして名前があがっている人物がいますので、こちらに関しては後半に解説していきますね。

そしてバウの祖父は実在した人物で、バウが身分を隠して生きていくきっかけになった事件は実際に起こった事件になります。

しかしバウとファイン翁主の恋愛は、史実にはありませんので、恋愛要素はフィクションですが、政治的に関連した人物や事件などは史実を上手く利用して描いていますね。

このような描き方をフュージョン時代劇と呼びます。

『ポッサム』は、史実に忠実な時代劇が好きな人も、架空の時代や人物を背景にした時代劇を好きな人にも受け入れられるのではないでしょうか。

ぴよよ
ぴよよ

フュージョン時代劇は、ここ最近多くなってきてるよね~

登場人物は実在するが史実を基にしたフィクション

『ポッサム』は、実話の部分もあればフィクションの部分もあるフュージョン時代劇と呼ばれる時代劇です。

バウの本当の名前「キム・デソク」は、名前は違いますがモデルがいますし、ファイン翁主も光海君の唯一の1人娘ということは史実どおりになっていますよね。

また、光海君やキム・ゲシ、バウの敵でもあるイ・イチョムや伯母で西宮(ソグン)に幽閉されているインモク王后も実在します。

そして、バウが身分を隠して生きていくきっかけとなった、祖父が謀反の濡れ衣を着せられた事件も実際に起きた事件になりますよね。

一方で、史実ではバウとファイン翁主が結婚するようなことはありませんので、この部分はフィクションということになります。

また、バウの恋敵でもあるイ・イチョムの息子デヨプは、実は光海君の兄である臨海君の息子となっていましたが、もちろんこれもフィクションになりますね。

史実とフィクションを織り交ぜて描かれているため、『ポッサム』はとても見やすく、時代背景や設定はほとんど史実どおりなので、韓国の視聴者も高評価でしたよ。

ピヨヨ
ピヨヨ

ちなみにポッサムも実際に朝鮮時代にあった風習だよ!!

史実との違いはどこ?

ファイン翁主の父である第15代王光海君は、今までもいろいろな時代劇で描かれてますが、ドラマによっては史実と違う描き方をされています。

暴君と言われた光海君は、仁祖反正(インジョバンジョン)によって廃位された王ですよね。

ここ数年の研究だと実は光海君は、暴君ではなかったのではないか?と言われていて、光海君への見方が変わってきていると聞いたことがあります。

『ポッサム』では、暴君と言うよりイ・イチョムの権威に怯える王として描かれていて、娘さえ救えない情けない王に私は見えました。

また上記でも記載した通り、バウとファイン翁主の結婚は史実にはありませんし、バウのモデルとなった人物がポッサムを裏家業としていた事実もないですね。

ぴよよ
ぴよよ

そもそも翁主がポッサムされること事態が、すでにフィクションだよね(笑)

ポッサムの元ネタやモデル・時代設定も調べてみた!

『ポッサム』の元ネタは、朝鮮時代に実際に在った誘拐を装い再婚を実現させた風習ですね。

朝鮮王朝のこの時代は、厳しい男女差別が根底にあったために、このような奇妙な風習ができたのではないかと言われています。

そしてそのポッサムを裏家業にしていたバウは、キム・チョンソクと言う実在する人物がモデルとなっていますね。

しかし名前が違いますので、架空の人物として描かれていると紹介していることもありますよ。

また、光海君が統治するこの時代は、豊臣秀吉が朝鮮を責めたり王と朝廷のとの権力争いが起こったり、謀反などの重要な事件がたくさん起きた時代でもあります。

様々なドラマで描かれていますので、興味のある方は一度見てみるといいのではないでしょうか。

私は、『ポッサム』と『華政』をおすすめするわ!!

誘拐を装い再婚を実現させた風習が元ネタ!

ドラマのタイトルにもある「ポッサム」とは、韓国語で「包む」という意味があります。

冒頭にも書きましたが、朝鮮王朝の時代は男尊女卑が顕著にあり、女性は一度結婚すると法的にも再婚することは許されませんでした。

そのため夫が死別したときでも、夫の後を追って自害したほうが褒め讃えられる風潮まであったとのこと。

寡婦となった女性は、好きな人が出来ても再婚することが出来ないまま人生を終えてしまうことが多かったのですね。

ぴよよ
ぴよよ

若ければ若いほど、人生やり直しが出来るのに・・・

そこで密かに活躍していたのが、ポッサムを裏家業としていたバウのような人たちだったのです。

依頼を受けて、仲介役が寡婦を布で包んで誘拐し、寡婦の望むところに連れていき、再婚させることをポッサムと呼んだのですね。

バウも最終回で、廃位された光海君の娘ファイン翁主を自分でポッサムし、愛を貫きました。

ぴよよ
ぴよよ

ラストはどうなるのかな?って思ったけど、まさかポッサムで始まってポッサムで終わるとは思わなかったよね~

モデルはキムチョンソクで第15代光海君統治下の朝鮮時代

バウは、ドラマの中でもインモク王后の父キム・ジェナムの孫として描かれていますが、実際にいた人物がモデルとなっていると言われています。

それは、キム・チョンソクという人物で、やはりキム・ジェナムの孫にあたり、祖父が謀反の罪で死罪となり、一家滅亡となりますよね。

キム・チョンソクのその後は諸説ありますが、祖母と済州島に流刑になった、変装して逃亡し11年間全国を放浪した、などと言われていますが、真相は分かりません。

しかし君主であった光海君が、反正によって廃位されたことで、身分が回復し両班に戻ることが出来たとのこと。

ドラマの中では、バウは「キム・デソク」と言う名前ですが、違うと言っても「デ」と「チョン」の違いだけですよね。

ドラマの内容からしても、キム・チョンソクがモデルで間違いないのではないかと思います。

ぴよよ
ぴよよ

モデルがいたんだね。知らなかったよぉ~

まとめ

この記事では、韓国ドラマ『ポッサム』が実話なのかどうか、元ネタやモデル・時代設定などもお伝えしてきました。

  1. 韓国ドラマ『ポッサム』は史実を基にしたフイクションだった!
  2. 元ネタは奇妙な風習のポッサムで、モデルはキム・チョンソク!
  3. 時代設定は第15代光海君の統治下の朝鮮時代

ということでした。

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