元敬【ウォンギョン】最終回ネタバレあらすじと感想レビュー!結末は切ない最期!

韓国ドラマ『元敬(ウォンギョン)〜欲望の王妃〜』最終回のあらすじと結末ネタバレが知りたい!
ラストは切ないサッドエンドになるのか考察や感想レビューも気になる。
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- 『元敬(ウォンギョン)』最終回のネタバレあらすじは切ない?
- 結末は王妃が病死してサッドエンドになる?考察と感想レビューは?
についてお届けします。

主演2人のビジュが良すぎる♪
『元敬』最終回のあらすじ!
#元敬 #ウォンギョン
— Kaoru H. (@Hachikaoru) February 16, 2025
抜群に良かった史劇。
朝鮮王朝の礎を築いたイバンウォンの妻である王妃元敬を描くドラマ。
女傑として描かれる事が多い元敬、名家の出で夫よりシゴデキで男だったら王になれたのに、とか言われるもんだから妻に嫉妬して拗らせてしまうイヒョヌクが最高。 pic.twitter.com/azTsjPZjKb
イ・ヒョヌク&チャ・ジュヨン主演で、重厚かつヒリヒリとした愛憎劇を味わうことができた時代劇ドラマ『元敬(ウォンギョン)』。
2人とも時代劇が初めてとは信じられない位ぴったりのハマり役でしたね。
愛し合っていた2人が紆余曲折を経て再び絆を取り戻したと思った矢先に、元敬が病に倒れ、死別するというサッドエンドでしたが、20〜50代までを見事に演じ切りました。
民のための国を作りたいという共通の大志を抱き、同志のような恋人関係から夫婦となり、後に王と王妃となった2人。
その立場ゆえの苦渋の決断だったり、すれ違いにより関係性に変化が生まれます。
芯がしっかりとして賢く、判断力や決断力に長けた王妃に助けられることが多かった王は、嫉妬とコンプレックスで心が荒んでいくのでした。
良かれと思い、全ては王のためにしていることなのに、王には疎まれ嫌われていく王妃。

どっちの気持ちも理解できるから観ていて余計に切ない!
自分が世子を含む兄弟を殺して王になったことに罪悪感を感じているため、兄弟間の血の争いを避けたい王は長男を世子にすることに執着していました。
しかし利己的で欲深く、全く王の資質がない世子ヤンニョンに対して、弟のチュンニョンは常に民を思い、勉学に勤しみ、弟にも優しいという王に相応しい性格の持ち主だったのです。
いち早くそれに気付いた王妃は、王に世子の交代を提案するも断られる日々。
そんなある日、1番下の息子ソンニョンが天然痘を発症しました!
寝ずの看病をする王妃と、泣きながら見舞いにくる王には再び絆が生まれたように見えましたね。
必死の看病も虚しくソンニョンが息を引き取った時に、まさかの狩りに出掛けていた世子に対して、もはや人間ではないと王は激怒し、廃世子を決意したのでした。

やっと決意してくれたかと、むしろ遅すぎると思ったのは私だけ?
『元敬』あらすじ最終回①:忠寧(チュンニョン)が世子になった?
#元敬 ep20マデ
— ゆきち (@yukidarugt) August 23, 2025
譲寧大君 イ・ジェ
(問題行動が多く世子を廃された世宗の兄)
忠寧大君 イ・ド
(後の世宗 ※ハングルの創製を奨励し朝鮮王朝の最も偉大な王の一人とされている)
役者さんってすごいよね!
そういう人にしか見えないもん🥹 pic.twitter.com/Ivzto50Li0
まだ兄弟間の争いを心配している王の元へ王宮を出されたヤンニョンが現れました。
彼は王に対し、廃世子となっても恨まないし、弟の誰かが世子になったら忠実な臣下になると約束し王を安心させたのです。

彼は自身の性格上、自分には荷が重いと感じていたから悔しくもないと思っていたんじゃないかなぁ
チュンニョンは母に背中を押され、王になりたいという自分の気持ちを正直に王に伝えました。
そして王による試すような質問に対する答えも期待を裏切らないものだったため、王はチュンニョンを世子にすることに。
王妃がヤンニョンに渡すつもりで転記していた「大学えん義」をチュンニョンにあげると、王の言いつけ通り何度も熟読して成長し、世宗(セジョン)大王となったのでした。
『元敬』あらすじ最終回②:元敬王后がマラリア発症?
世宗の時代になり2年目、上王と王后は穏やかな日々を過ごしていました。
より静かにゆったりと暮らしたいと思う上王は、かつての都である開京への転居を王后に提案します。
しかし出発日である翌日の朝、王后がマラリアを発症。
医者に止められましたが、それでも王后は頑なに出発を希望するのでした。
そして出発前に上王に渡したのは、かつて王后が幽閉された桧巌寺で王に宛てて書いた手紙だったのです。
自分たちが王と王妃ではなく平民の2人だったら、もっと幸せな日々を送れていたのではないかと気付いたと書かれていましたね。
そして開京へ向けて旅立つも、移動中に王后の熱が上がってしまい、身体がもたないと判断しました。

上王自ら川の水で足を冷やしてあげる姿に愛を感じたな
『元敬』あらすじ最終回③:世宗(忠寧)が立派な王となった?
王となったチュンニョンは、豊富な知識と判断力を兼ね備え、臣下たちに的確な指示を出していました。
水不足による飢饉が起きた時は、自身が編さんした資料を参考にさせて民が飢えないようにしたり、国防力を強めるための具体的な策を提示したり…。
このドラマでは描かれませんでしたが、世宗と言えば、ハングルの制定や、天体観測器・日時計・水時計の制作をさせるなど功績も多く最も優れた君主とされています。
青年期を演じたパク・スオ(旧パク・サンフン)が優しい人格者の雰囲気をバッチリ出していて、さすがだなぁと感心してしまいました。

最後に王になってからの世宗をイ・ジュニョンが演じているのも注目ポイント!
『元敬』あらすじ最終回④:元敬王后が息を引き取る?
開京行きを諦め、王后は臣下の家を転々としながら療養を続けていました。
上王は自分が病気にさせてしまったのではないかと自責の念に駆られますが、王后はそれを否定し、今一緒にいられることが幸せだと言うのです。
父からの圧力や自身の嫉妬などで王妃に辛くあたり、ギクシャクした時期が多かったけれど、心の奥底ではやはり愛し合っていた2人なんですよね。
息子である世宗もマラリアを治療できる医者を探すことに努力を惜しまず、王后を見舞ってあわび粥を自ら食べさせるなど献身的な介護をします。
しかし病状は一向に快方に向かわず、上王は王后の療養を止めて王宮へ連れ戻すように世宗に伝えました。
それは、朝鮮王朝の枠組みを作った立役者である王后に最後に礼を尽くしたいという想いだったのです。
世宗が王后を連れて王宮へ向かう途中、籠を出て草原に座り、世宗が仮面を被って舞う姿を眺める元敬王后。

婚礼の際にかつて上王が踊った舞を思い出すね
そしてその舞を眺めながら静かに目を閉じ最期を迎える元敬王后なのでした。
『元敬』最終回の考察&感想をレビュー!
ここ最近の韓ドラ時代劇になんか物足りなさを感じるそこのあなた、絶対ウォンギョンをみてほしい
— みー🍙 (@kdrm__r) February 13, 2025
久しぶりに大満足の時代劇だった…イヒョヌクのイバンウォンもすごくいいし、チャジュヨンの美くしさと演技が本当に素晴らしかった
最も愛していたのに、最も憎みあった夫婦の物語#元敬 #ウォンギョン pic.twitter.com/jAqJMDhQxz
本当に時代劇は初めてなのかな?と、今までやっていなかったことが不思議でならない位、時代劇の衣装が似合っていた主演の2人。
特にイ・ヒョヌクは、今まで『mine』や『再婚ゲーム』などの現代劇で観てきたどの役よりもハマっていたように思ったのは私だけではないはず。
そして愛し合っているはずなのに、嫉妬やコンプレックスの感情に戸惑った時の複雑な感情の表現が素晴らしかったです。
また、王という立場上、父や臣下たちからの圧により妻や妻の家族を迫害しなくてはならない場面なども、観ていて一緒に「くーっ!」となりました。
側室や尚宮たちの心理戦や攻防戦も見どころの一つでしたね。
少し大人向けのドラマだったので、他のドラマでは描かれなかった王宮での共寝のルールなどが知れて(本当かどうかは不明)面白かったです。
そんなことまで決められてるの!?そんなことを尚宮から言われるの!?と驚くことが多かったので、興味のある方はドラマを観て確かめてください(笑)。
『元敬』最終回を実際に観た私の感想!
#元敬
— mk (@mkreglus) July 25, 2025
王「私が王で、そなたは臣下だ。私の命令に従え。ここは儒教の国だ」
王妃「ならば儒教が間違っている!」と啖呵を切る。
カッケー! ここまで言う史劇は初めて見た。 pic.twitter.com/fZA4q61u90
チャ・ジュヨンは個人的にはあまり馴染みがなく、『グローリー』でのいじめっ子の1人でCA役だったことしか印象がなかったので今回の役は本当に衝撃でした。
野心家で芯が強く、聡明で美しい元敬がぴったりで、あの目力は誰をもねじ伏せる力がありましたよね!
そのチャ・ジュヨンに負けない迫力と威圧感を持った義父役のイ・ソンミンとクールなイ・ヒョヌクとの相乗効果でこのドラマを重厚で面白くしていたのではないでしょうか。
私利私欲にまみれた臣下や弟たち、そんな者たちに振り回される夫である王、情けなく頼りにならない男たちが多い中、常に筋の通った姿勢で国と民を想う王妃がカッコ良かったです。
『元敬』最終回を考察してみた
世が世なら、元敬王妃が現代を生きる人であったら、大統領になっていたかもしれません。
時代のせいで自身の能力を存分に発揮することが出来ず、夫を陰で支え、子どもの教育に専念することしか出来なかったことを本人はどう思っていたのでしょうか。
夫が信頼している臣下に陥れられそうになったり、夫からも迫害されたり、可愛がっていた側近に裏切られたり。
若い頃は本当に辛いことの連続で、それでもずっと夫である王を想い、国を想い、自分の信念を貫き通した元敬が歴史書に名前しか残っていないなんて…。
それでも朝鮮王朝の歴史上最も優れた王と言われる世宗を育て上げ王にした功績が、それまでの苦労をチャラにする位嬉しいことだったのかもしれませんね。

私は今の時代に平民として生まれて良かったと思えたな
『元敬』最終回あらすじまとめ
韓国ドラマ『元敬(ウォンギョン)』の最終回ネタバレあらすじ結末は元敬王后が病死する切ないサッドエンド!と、感想レビューと共にお伝えしてきました。
- 『元敬(ウォンギョン)』最終回のあらすじラストは切ないサッドエンドだった!
- 結末のネタバレは元敬王后がマラリアに罹り、上王と開京で余生を過ごすことが叶わず最期を迎えた!
以上、感想レビューと考察を交えながらお届けしました。
時代劇があまり好きではない方も夢中になって観られるストーリー展開だと思います。
ただし19禁の大人向けドラマなので、お子さまとは一緒に観ないようにお気をつけください!